4370395: タンナーゼ、その遺伝子及びタンナーゼの製造方法

請求項1

以下の(a)又は(b)のタンナーゼ活性を有する蛋白質。

  1. (a) 配列番号1で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b)配列番号1で表されるアミノ酸配列において1もしくは複数のアミノ酸が、付加、欠失もしくは置換されたアミノ酸配列からなる蛋白質

請求項2

配列番号1で表されるアミノ酸配列と65%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列を有する蛋白質であり、かつタンナーゼ活性を有する蛋白質。

請求項3

下記の理化学的性質を有し、タンナーゼ活性を有する蛋白質。

  1. i) 作用:タンニン酸等のデプシド結合を有するタンニンを加水分解する。
  2. ii) 至適pH及び安定pH範囲:至適pHはpH7.0~pH7.5であり、安定pH範囲は30 、80分間処理でpH2.5~pH7.5である。
  3. iii) 熱安定性:クエン酸緩衝液(pH5.5)中、65 で10分間処理後の残存活性は80%以上である。
  4. iv) 至適温度範囲:クエン酸緩衝液(pH5.5)中、60 ~80 である。

請求項4

請求項1、2又は3に記載のタンナーゼ活性を有する蛋白質生産能を有する微生物を培地に培養し、得られる培養物からタンナーゼを採取することを特徴とする前記蛋白質の製造法。

請求項5

以下の(a)又は(b)のタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするタンナーゼ遺伝子。

  1. (a) 配列番号1で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b)配列番号1で表されるアミノ酸配列において1もしくは複数のアミノ酸が、付加、欠失もしくは置換されたアミノ酸配列からなる蛋白質

請求項6

配列番号1で表されるアミノ酸配列と65%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列を有する蛋白質であり、かつタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするタンナーゼ遺伝子。

請求項7

以下の(a)又は(b)のDNAからなるタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするタンナーゼ遺伝子。

  1. (a) 配列番号2で表される塩基配列からなるDNA(b)配列番号2で表される塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA

請求項8

請求項5、6又は7記載のタンナーゼ遺伝子がベクターDNAに組み込まれた組み換え体DNA。

請求項9

アスペルギルス属に属し、請求項8記載の組み換え体DNAを含有する微生物を培地に培養し、得られる培養物からタンナーゼ活性を有する蛋白質を採取することを特徴とする前記蛋白質の製造法。